【宝塚記念 武豊TALK】「乗っていて楽しくなる。あきれるぐらい、いい動きでした」
中央競馬の上半期を締めくくるグランプリ・宝塚記念の水曜追い切りが19日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで行われた。ファン投票で歴代最多の23万8367票を獲得したドウデュース(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)は、芝コースで併せ馬。貫禄十分に併入し、サンスポ調教評価は『S』を獲得。函館競馬場で会見した主戦の武豊騎手(55)=栗東・フリー=も、勝利への意欲をみなぎらせた。 【写真】芝コースで追いきられたドウデュース ――1週前は栗東で追い切りに騎乗した 「調教でも競馬でもいつもいい動きをする馬で、先週もそうでした。乗っていて楽しくなる。あきれるぐらい、いい動きでした」 ――前走を振り返って 「僕自身もいい騎乗ができず、すごくモヤモヤした感じで終わってしまいました。周りにも馬にも申し訳ないレースになってしまいました」 ――京都コースは初めて 「癖がある馬ではないし、阪神より京都の方がいいかなというイメージがあります」 ――馬場が渋りそうな天気予報だが 「宝塚記念の時期で、今年の京都は開催期間も長いですから。そこ(馬場が渋りそうなこと)は分かっています」 ――史上最多得票 「ありがたいなと思います。それに応えたいと思いますね。応えるには結果しかありませんから。その気持ちは改めて強くなりました」 ――18年前(2006年)に京都で行われた宝塚記念をディープインパクトで勝った 「そんなにたつのかという感じ。ディープのときも勝たなければいけないレースで結果、勝てた。今回もそういう気持ちでいますし、そうなるように頑張りたいです」