【12球団戦力分析】楽天・先発3本柱に若手も台頭。強力打線で頂点を狙う
ソフトバンクが投打に圧巻のパフォーマンスを見せた昨季のパ・リーグ。2018年も王者の牙城は簡単には揺るがない。攻撃陣の破壊力では引けを取らない西武、昨年の悔しさをバネに頂点を狙う楽天、個の力が充実するオリックスはソフトバンクの対抗馬となり得るのか。栗山英樹監督のタクトが冴える日本ハムと井口資仁新体制で巻き返しを誓うロッテも、台風の目になる可能性は十分。やすやすと王者の独走を許すつもりはない。 ※記録は3月17日時点 ■2018開幕カード VS.千葉ロッテ(ZOZOマリン)2017対戦成績 15勝9敗1分 勝率.625 (ホーム9勝4敗0分・ビジター6勝5敗1分) 予想開幕投手 則本昂大(2年ぶり5度目) 則本昂大、岸孝之、美馬学の“先発3本柱”は今季も健在だ。だが、昨季はこの3人で34勝を挙げたものの、貯金は9と物足りなかった。それぞれが負け数を減らし、最低でも2ケタの貯金をチームにもたらしたいところだ。 この3人に続く存在が辛島航、塩見貴洋の両左腕だが、塩見は昨年に続いて調整が遅れている。だが、それに代わる若手右腕が台頭してきている。藤平尚真と池田隆英だ。高卒2年目の藤平は2月中に早くも開幕の先発ローテ入りが決まった。また、大卒2年目の池田は春季キャンプから実戦でのアピールに成功し、先発ローテの6番手に組み込まれる予定。 ブルペンの中心は・・・
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週刊ベースボール