【バレー】女子日本、五輪切符決まるVNL福岡大会を前に公式練習 古賀紗理那「明日に最大集中」
バレーボール女子日本代表がパリ五輪出場権をかけて臨む最後の舞台「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会」が11日、北九州市の西日本総合展示場で開幕する。 世界ランキング6位の女子代表はネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド(R)第3週の初戦となる韓国(同38位)戦を翌日に控えた11日、同会場で練習。約1時間半、汗を流した主将の古賀紗理那(28)は、この福岡大会終了後の世界ランキングで決定するパリ切符獲得に向け「この後の4戦で取れるか取れないかが決まる。明日に最大集中してプレーしたい」と改めて決意を語った。 出場枠は開催国フランスを含む12で、7枠が決定済み。残り5枠は(1)アジア&オセアニア最上位、または(2)出場権未獲得国の中でアフリカ勢トップを除いた上位3カ国に入ることが条件。現在アジアトップの日本は、このまま1番手を維持すれば、(1)で出場権を手にできる状況で、万が一(1)での出場権獲得を逃した場合でも、(2)でも優位なポジションにつけている。 下位相手の大敗を避けられれば、パリ行きは濃厚な状況だが、古賀は「チームも本当に緊張感を持って練習してる。明日にピークをもっていけるように良い準備をしたい」と引き締め直した。 日本は12日の韓国戦を皮切りに、13日に同10位のカナダ、15日に同8位のセルビア、16日に同5位の米国と対戦する。