ソフトバンク、開幕戦8連勝 山川穂高が決勝1号ソロで小久保監督に初白星プレゼント
◆オリックス1-3ソフトバンク(29日、京セラドーム大阪) ソフトバンクが開幕戦で2017年から8連勝を飾った。 打線は1回表に1死から2番今宮が右中間への三塁打で出塁すると、続く柳田が右翼へ犠飛を放ち、試合開始3分で幸先よく先制に成功した。 ■「打球エグイな」「さすが」山川穂高が移籍&今季パ・リーグ1号【動画】 だが、先発の有原は直後の1回裏に2死一、二塁から宗に左翼線へ同点適時二塁打を浴び、すぐに試合を振り出しに戻された。 2回以降は有原、宮城の両先発が立ち直り、互いの打線に得点を与えず息詰まる投手戦が続いた。 1-1のまま迎えた7回、ソフトバンクは先頭で打席に入った山川が、宮城から右中間へソロ本塁打を放ち1点を勝ち越した。ダイヤモンドを一周した山川はベンチ前で「どすこい!」のパフォーマンスを披露。レギュラーシーズンでは西武時代の2022年10月1日以来、545日ぶりのホームランだった。なおも続いた1死一、二塁の好機で8番甲斐が左前に適時打を放ちリードを2点に広げた。 先発の有原は7回2死まで投げ7安打1失点の好投。その後は救援陣がリードを守り切り有原は今季初白星を手にした。今季から就任した小久保監督にとっても、投打に噛み合った快勝で指揮官として初勝利となった。
西日本新聞社