那須川天心がプロボクシングでデビュー1年 「まだまだ強くなります」
プロボクシングWBA世界バンタム級(53・5キロ以下)7位の那須川天心(帝拳)がボクシング転向1年となった8日、自身のXで改めて決意を示した。 キックボクシング42戦無敗でプロボクシングに転向した那須川。昨年4月8日、東京・有明で与那覇勇気(真正)とデビュー戦で対戦。ダウンなどを奪うなどして“キックの神童”と呼ばれた実力を発揮し3―0で判定勝ちして白星発進を決めた。 その後9月にメキシコのバンタム級王者ルイス・グスマン(メキシコ)を判 定で退けると、今年1月には世界ランカーのルイス・ロブレス(メキシコ)に3回終了TKO勝ちして転向3連勝を飾った。 那須川はこの日、「今日でボクシングデビューして1年が経ちます」と報告。「ボクシングのお陰で楽しく濃い人生が送れています 夢と言うものはほとんど叶わないものです 夢を追うには狂気にならないといけないし 結果が出なくても なかなかうまくいかなくても 周りに否定されても それでも引かずに毎日一歩一歩やり続けれる奴が叶えられるチャンスをもらえるのだと思います」などと投稿した。 バンタム級を主戦場とする意向の那須川は現在、日本ランキングではスーパーバンタム級(55・3キロ以下)で4位だが、バンタム級ではWBA7位のほか、WBC10位、WBO11位の位置につけており、次戦にもタイトル初挑戦かとも目されている。 那須川は「今後も那須川天心という現実を皆んなに見せます まだまだまだまだ強くなりますので見守っててください お互いに顔晴っていきましょう」(いずれも原文ママ)と意欲を示した。
報知新聞社