東城りおが語る『理麗麻雀』の面白さと苦しんだ2023年「私のなかでは麻雀がすべて。どの仕事をやるときにも麻雀が前提にある」
◆この度出演される『理麗麻雀』には何度か出場されており、優勝経験もありますね。そんな東城プロが思う『理麗麻雀』の面白さを教えてください。 『理麗麻雀』って、東場と南場を別の人が打つという、特殊なルールなんですよ。東場の人はフラットな気持ちで打てることが多いかもしれませんが、南場の人に迷惑をかけたくないという気持ちで本来だったら攻めるところを攻めないとか、楽をさせたいから逆に攻めるという選択をすることもあります。南場の人は、東場の状態を引き継いで、いわば条件戦みたいな形で打つことになるので、点数によって必然的に打ち方が変わってくるんですよ。そういう人間模様や条件の差が出てくるのが、面白いなと感じています。 ◆麻雀は自分自身の戦いとはよく聞きますが、それとはまた違った難しさがある。 そうなんですよ。麻雀は基本的に自己責任というか一人で打つ競技ですが、『理麗麻雀』はペアで打つんです。チームメイトに負担をかけまいというプレッシャーもありますが、それによって生まれるドラマもあると思っています。 ◆ペアを組む魚谷プロには、どのような印象をお持ちですか? 麻雀の面では本当にストイック。いい意味で勝ちにこだわった麻雀を追求していると思います。プライベートはもう、とにかく猫が好きで。彼女は猫のために生きているんです(笑)。すべては猫中心。試合のときとのギャップも彼女の魅力だと思っています! ◆2023年は「Drawing」というバンドでボーカルとしての活動もスタートされました。改めて、「Drawing」のPRをお願いできればと! ありがとうございます! 「Drawing」はある一人のプロデューサーが「この人をプロデュースしたい」と思ったメンバーを集めて結成したバンドです。バンドメンバーは昔から交流があったわけではなく、「Drawing」結成を機に集結したんですよ。方向性としては、ちょいロックみたいな感じ。今後も王道ロック路線でいけたらいいかなと思っています。一曲目の「M」という楽曲は、Mリーグをテーマにした楽曲なんですよ。YouTubeにアップされているので、ぜひ聞いてみてください! ◆メンバーの方々の印象は? 本当に面白くていい人たちばかりです。今後はYouTubeでメンバーの魅力を掘り下げていく予定です。しばらくはYouTubeでの活動が中心かな。曲が集まったら、ぜひライブをやりたいです! ◆今から応援すれば、最古参になれる。 そうですね(笑)。いまYouTubeチャンネルを登録した方々は古参です! ◆貴重なお話ありがとうございました。最後に、番組を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。 今回も優勝できるよう、ふたりで力を合わせて頑張ります! ぜひ見てください。 ◆(こんな質問も!)東城プロが読者の方々に推したいエンタメは? 私、ゾンビものが好きでして……。みなさんにはぜひHuluで配信中の『君と世界が終わる日に』という、日本版『ウォーキング・デッド』のような作品を見てほしいです。人間模様に注目してください。そもそも『ウォーキング・デッド』がすごく好きなのですが、いまはスピンオフもいくつか出ていて、それの配信が毎週の楽しみになっています! ※5月1日には中田花奈プロにインタビューした内容をお届け。 ●photo/小川遼 text/M.TOKU <PROFILE> 東城りお ●とうじょう・りお…1990年9月18日生まれ。秋田県出身。O型。日本プロ麻雀連盟の29期生。第15期夕刊フジ麻雀女王。Mリーグ2021-22シーズンより「セガサミーフェニックス」の選手として活躍。2023年10月に始動したバンド「Drawing」でボーカルを担当。歌の上手さに定評がある。
M.TOKU