「夏休みの宿題はギリギリまでとっておく」2代目「まる子」声優・菊池こころの素顔「今は朝顔を育てています」
『ちびまる子ちゃん』の2代目まる子役に抜擢された声優の菊池こころさん。「プレッシャーもあった」と話す菊池さんに私生活を伺うと「まる子」すぎる素顔が見えてきました。(全2回の1回) 【画像】声優を目指していた専門学校時代の菊池こころさんや貴重な声優の仕事風景まで(全8枚)
■「まる子」抜擢も「プレッシャーあった」 ── 今年4月末からアニメ『ちびまる子ちゃん』で「まる子」の2代目声優を担当されています。初代声優のTARAKOさんが亡くなられた後にオーディションが開催されたと伺っています。 菊池さん:『ちびまる子ちゃん』は大好きなアニメだったので、オーディションがあると聞いて事務所の方に、「候補出しがあるならば、私も候補に出していただけませんか」と伝えたんです。オーディションでは「観ている方が違和感のない声と演技で」ということだったので、TARAKOさんの声に近い方がいいのかなと思って挑みました。
── 見事、「まる子」役の声優に抜擢されたときの気持ちはいかがでしたか。 菊池さん:嬉しいという気持ちがありましたし、多くの方に長年愛されている作品でもあるのでプレッシャーもありました。 ── 『ちびまる子ちゃん』は初回から30年以上に渡って声優をつとめられている方もいらっしゃいます。現場に入ってみていかがでしたか。 菊池さん:やっぱり緊張しました。でも、小さい頃から観ていた作品なので他の声優さんを見て、「あ、ヒロシがいる」とか「たまちゃんだ!」というようなミーハーな気持ちがあって(笑)。みなさんにお会いできて嬉しいという思いが毎回あります。
── 現場の皆さんからはどんな声をかけられましたか。 菊池さん:「これからよろしくね」という感じで、すごくこころよく迎え入れてくださいました。いい距離感を保ってくださっていて、「聞きたいことがあったらいつでも言ってね」と言われています。ちびまる子ちゃんの世界観のままの、優しい方ばかりです。 ── 「まる子」の声を担当するにあたってどんな準備をされましたか。 菊池さん:過去の作品を見返したり、TARAKOさんがさくらももこさんの本を朗読しているものを聞いたり。あとはTARAKOさんが歌っている『アララの呪文』という曲を常に聞いています。