アップルの環境基金、村田製作所とTSMCも参加-2.8億ドル規模に
(ブルームバーグ): 米アップルは13日、同社のグリーン投資ファンド「レストアファンド(再生基金)」にサプライヤーの村田製作所と台湾積体電路製造(TSMC)が参加すると発表した。これにより同基金の規模は2億8000万ドル(約413億円)となる。
発表文によれば村田は3000万ドル、TSMCは5000万ドルを投資する。同基金を管理しているのはHSBCアセット・マネジメントと投資顧問会社ポリネーションの合弁事業クライメート・アセット・マネジメント。
再生基金は「極めて重要な生態系を保護しながら、自然に根差した高品質な炭素除去」を支援する取り組みで、アップルが2021年に立ち上げた。第1弾では環境保護団体コンサベーション·インターナショナルと米ゴールドマン·サックス・グループとともに南米での持続可能な森林を支援している。
アップルは23年に追加で最大2億ドルを投資し、再生基金を拡大。村田とTSMCは第2弾で設立された基金に投資する。
原題:Apple Suppliers TSMC and Murata Join Its Green Investment Fund(抜粋)
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Nick Turner