ライバルの存在が恋心に火をつける!?「三角関係」にときめく韓国ドラマBEST6
『あなたが眠っている間に』(2017)
夢で未来に起きることが見えるナム・ホンジュ(ペ・スジ)と新人検察官のチョン・ジェチャン(イ・ジョンソク)。第一印象は最悪だった二人が、ある事件をきっかけに、未来に起こる悲劇を阻止するために奮闘するファンタジーラブロマンス。 ホンジュに淡い恋心を持ちながら、友人としてジェチャンとの仲を応援するハン・ウタク(チョン・ヘイン)。ウタクの想いに気づかない鈍感なホンジュと、気づいているジェチャンというのも、ストーリーを盛り上げるポイント。 携帯の待ち受けを、ホンジュと一緒にいるときにこっそり撮った影の写真にしているのもキュンとしますね。
『スタートアップ:夢の扉』(2020)
お金も学歴もなく契約社員として働いているソ・ダルミ(ペ・スジ)と、大学時代に出会った仲間と共にサムサンテックを起業したナム・ドサン(ナム・ジュヒョク)。競争の激しい韓国のハイテク業界で、夢をかなえるべく若き起業家たちが奮闘する大人の青春ストーリー。 「最強の二番手」と言われたのが、キム・ソンホ演じるハン・ジピョン。高校時代、ダルミの祖母に助けられた恩返しとしてダルミの文通相手をすることになり、新聞で見つけたナム・ドサンを偽名として使うことに。 ドサンのことを初恋相手だと信じるダルミに、手紙を書いていたのは自分だと打ち明けることができないジピョン…。 少年の時に数学オリンピックで優勝し、エンジニアとして才能がありつつ、ちょっと不器用なドサンと、やり手の投資家として若手を指導する頼れる存在のジピョン。優しく大人なジピョンに幸せになってほしいと願った視聴者も多く、このドラマでキム・ソンホのSNSフォロワーが急増したそう!
『雲が描いた月明り』(2016)
1800年ごろ、朝鮮王朝第23代王の時代が舞台。幼い頃から男装し、恋愛相談や恋文の代筆などで生計を立てているサムノムことラオン(キム・ユジョン)。ひょんなことから内官として宮廷に仕えることになった彼女と、愛嬌と男らしさを併せ持つツンデレ皇太子、イ・ヨン(パク・ボゴム)の青春ラブストーリー。 ラオンが女性であることを知らないまま、徐々に惹かれていくヨン。一方、ヨンの幼なじみでエリート官僚のキム・ユンソン(ジニョン(B1A4))は、ラオンが女性であることを即座に見抜き好意を寄せていきます。 ユンソンの美しい顔立ちと麗しい韓服姿、紳士的な話し方、陰で彼女をそっと助ける優しさなど、実はヨンよりも素敵なのでは!?と思わせてくれました。 また、ユンソンがラオンを連れて行こうとしたときに、彼女の腕を引き寄せながらユンソンが言った「許さぬ、私の人だ」というセリフは流行語にもなったほど。二人の圧倒的なビジュアルと、熱いライバル関係が、女性の心を掴んで大ヒットしました。
『その年、私たちは』(2021)
高校時代、優等生と落ちこぼれとして撮影したドキュメンタリーをきっかけに恋人になったクク・ヨンス(キム・ダミ)とチェ・ウン(チェ・ウシク)。破局から5年たって再会した二人が、ドキュメンタリーの続編を撮影することに。 そのドキュメンタリーを担当することになったのが、二人の同級生でウンの親友、キム・ジウン(キム・ソンチョル)。 高校時代から片思いをしているヨンスを撮影しながら、思いを募らせるジウン。カメラでずっと追っているからこそ、微妙に発展していくウンとヨンスの関係に気づいてしまったり、親友として恋を応援したりと、切ない表情が印象的でした。
Text:Mari Shibuya