伝統継承と発展を 花北青雲高 創立50周年祝う 花巻【岩手】
県立花北青雲高校(小松了校長、生徒475人)の創立50周年記念式典は5日、花巻市石鳥谷町北寺林の同校で行われた。生徒と関係者が半世紀の歴史を振り返りながら、伝統の継承とさらなる発展を誓い合った。 式典には全校生徒をはじめ、教職員や同窓生、来賓ら約600人が出席。小松校長は「これまで本校の発展に尽力してくださった多くの皆さまに感謝する。生徒諸君には、伝統を引き継いできた先輩方の努力が、皆さんを支えている大きな財産となっていることを胸に刻んでほしい」と式辞した。 同校は花巻北高石鳥谷分校が独立し、1974年4月に花北商業高として開校。2003年に花北青雲高と改称し、情報工学、ビジネス情報、総合生活の3学科から成る県内初の総合的専門高校に生まれ変わった。これまでに約8000人の卒業生を輩出している。