世界2位サバレンカ「胃の調子が悪かった」逆転負けで全仏OP準々決勝敗退<女子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのA・サバレンカは17歳で世界ランク38位のM・アンドレーワに7-6 (7-5), 4-6, 4-6の逆転で敗れ、2年連続2度目のベスト4進出とはならなかった。試合後の会見でサバレンカは胃に問題を抱えていたことを明かした。 【動画】世界2位サバレンカ、17歳アンドレーワに敗れ全仏OP4強入り逃した瞬間 昨年の全仏オープンではベスト4進出を果たしている世界ランク2位のサバレンカ。今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2連覇を飾っており、昨年と同じく四大大会連続優勝をかけ今大会に臨んだ。 1回戦では世界ランク100位のE・アンドレーワ、2回戦では同83位の内島萌夏、3回戦では同139位のP・バドサ(スペイン)、4回戦では第22シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)を下し2年連続2度目の8強入りを決めた。 そして準々決勝、タイブレークの末に第1セットを先取したサバレンカだったが続く第2セットでは3度のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。迎えたファイナルセット、サバレンカは第5ゲームでブレークに成功するも直後の第6ゲームでブレークバックを許す。すると第10ゲームで2度目のブレークを奪われ、2時間29分の熱戦の末に敗れた。 試合中にはメディカルタイムアウトを取っていたサバレンカ。終了後の会見で「今日はフィジカル的に苦しかった。ここ数日、胃腸炎のような病気でとても具合が悪かったので大変だった。なんとかしようと最善を尽くした」とコメントし、何日か前から続いていたことを明かした。 続けて「私はただとにかく戦い、あらゆるショットで全力を尽くし戦い続けた。ミラは素晴らしい選手よ」と勝利したアンドレーワを賞賛している。 なお、アンドレーワは準決勝で第12シードのJ・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは準々決勝で第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を6-2, 4-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
tennis365.net