（写真：南日本新聞社）

　鹿児島県日置市は２２日、著作権者の承諾なしにインターネット上のイラストを広報チラシに使用したとして、使用料２０万３５００円を支払うと発表した。 峰不二子「魔改造」フィギュアを販売、性的表現が露骨な作り　45歳男、自宅に改造品29点

　イラストは、ほほ笑んで寄り添った高齢の夫婦が描かれている。企画課によると、２０１８年６月、約２０００枚が回覧された「日置市女性センター銀天街だより」や同センターのホームページに掲載。関連するフェイスブックには今年２月末まで載せていた。当時の担当者が、イラスト使用を無料と誤認したという。 　２月末に県外の著作権者から連絡があり発覚。事後承諾という形で、市が１年分の使用料を支払うことで合意した。同課の園田賢一課長は「著作権の認識や確認不足で、誠に申し訳ない。再発防止に努める」としている。