のぞみに「不審なリュック」と110番、乗客が避難…ホームから投げ込まれた落とし物と判明
21日午後1時頃、神戸市中央区の山陽新幹線新神戸駅で、博多行き「のぞみ23号」の車内に「持ち主不明の不審なリュックがある」とJR西日本が110番した。同社は一時運転を見合わせ、乗客の一部を車外に避難させた。調べた結果、乗客の落とし物と判明し、約35分後に運転を再開した。
県警などによると、京都駅で、外国人客がリュックを落としたのに気づかないまま新幹線に乗り込み、ホームにいた別の利用客が車内に投げ込んだ。巡回中の車掌が発見し、近くに保管していたが、その後、不審物の可能性があるとして警察に通報したという。
この影響で、下り8本に最大36分の遅れが生じ、乗客約3800人に影響した。