MLB=大谷、最優秀DH賞とアーロン賞選出 「オールMLB」も
[14日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は14日、今季の主要表彰式典を行い、ドジャースの大谷翔平選手が最も活躍した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」と傑出した打者を選出する「ハンク・アーロン賞」に選出された。 大谷は今季、MLB史上初の「50本塁打・50盗塁」を達成。54本塁打、130打点で2冠を獲得したほか、打率3割1分、59盗塁をマークした。出塁率3割9分、長打率6割4分6厘もナ・リーグトップだった。 大谷のエドガー・マルティネス賞は4年連続4回目、ハンク・アーロン賞は2年連続2回目の受賞となる。先日には打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞も受賞した。 さらに、今季活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」でも、指名打者(DH)部門でファーストチームに名を連ねた。大谷がファーストチームに選ばれるのは4年連続。昨年は史上初めてDHと先発投手の両部門でファーストチームに入っていた。 カブスの今永昇太投手は、先発投手部門でセカンドチームに選出。チームメートの鈴木誠也選手も外野手部門で候補に入っていたが、選ばれなかった。 2019年に設立されたオールMLBチームはリーグの区別なく優れた選手を表彰するもので、ファーストチーム、セカンドチームに入る選手をファンと関係者の投票で決める。それぞれ捕手、一塁手、二塁手、遊撃手、三塁手、指名打者は1人、外野手(ポジション関係なし)は3人、先発投手は5人、救援投手は2人が選ばれる。