九州の農業生産の底上げを目的に、スタートアップ企業などの新たな技術や製品を一堂に集めた展示会が、２３日から福岡市で開かれています。 マリンメッセ福岡で開かれている「九州アグロ・イノベーション」には、その場でジビエを解体できる車など様々な技術を持つ企業が１００社以上参加し、訪れた農業従事者らに説明を行いました。 農林水産省によりますと、九州の農業産出額は全国のおよそ２０％を占め重要な食料生産拠点となっていますが、生産者の高齢化や後継者不足、飼料の高騰など様々な問題に直面しています。 展示会では、それらの問題を解決し九州の農業を発展させる方法を提案する企業や団体などの講演も予定されています。 展示会は２４日まで開かれ、およそ４０００人の来場が見込まれています。