全国の観光スポットをシリーズ化…ロゲットカードに秩父、川越、さいたまの3種類が登場 20日から配布開始 大宮盆栽美術館など第5弾まで141種類 埼玉から今後も多数公開の予定 もらえる条件は
埼玉県の秩父、川越、さいたまの3市は、周遊促進を図るため、観光連携事業の一環として、全国観光コレクションカード「LOGet!(ロゲット)CARD」の配布を20日から開始する。秩父は「秩父まつり会館」、川越は「川越城本丸御殿」、さいたまは「さいたま市岩槻人形博物館」の3種類で、各カードの右下に3市観光連携事業の共通ロゴが入っているのが特徴だ。 ロゲットカードは日本全国の観光スポットを統一フォーマットでシリーズ化したコレクションカード。2020年から配布が開始され、第5弾までの総シリーズ数は141種類で約75万枚が発行されている。県内は昨年10月、東日本連携・創生フォーラムとのコラボカードとして、さいたま市の「大宮盆栽美術館」が第1号。川越市の「時の鐘」も配布開始済みで、今後も埼玉県のカードが多数公開される予定だ。 さいたま市観光国際課によると、秩父観光協会、小江戸川越観光協会、さいたま観光国際協会が、魅力的な観光地づくりと相互の誘客に役立つよう、協力体制の強化を目的とした協定をそれぞれ締結。3市観光連携事業としては、昨年1~2月に各市8カ所、計24カ所の観光スポットを設定し、巡って、インターネット上で獲得したスタンプ数で景品が当たるデジタルスタンプラリーを実施した。
現在は3市のお薦め観光情報を掲載した「3市周遊ガイドブック」を配布。3市を周遊し、指定場所でガイドブックの裏にキャラクタースタンプを計3個押すとオリジナルノベルティーがもらえる「キャラクタースタンプラリー」も行っている。 秩父まつり会館カードは同会館と秩父観光情報館で、川越城本丸御殿カードは川越まつり会館で、岩槻人形博物館カードは同博物館で配布。もらえる条件などは、それぞれの公式サイトで確認できる。