祖父の代から受け継がれた「門松づくり」に新年への思いを込めて…美作市の造園で製作が最盛期【岡山】
岡山放送
2024年もあと4日となりました。美作市では門松づくりが最盛期を迎えています。 門松づくりを急ピッチで進めているのは美作市巨勢の造園業、高山昌幸さん(47)の作業場です。 祖父の代から70年以上にわたり受け継がれてきた門松づくり。毎年、年末になると家族とスタッフが一丸となって作業に取り組みます。門松は高さ1.2メートルから2.7メートルまで3種類あります。竹を差した樽にコモを巻きハボタンやマツ、ナンテンなどの縁起物を飾り付けます。 (高山造園 高山昌幸さん) 「縁起物のハボタンやナンテンがなかなかそろわなくて苦労した。新しい年が良い年になるようにと 思いを込めて作っている」 門松づくりは12月28日までに17組作られ、地元の湯郷温泉の宿泊施設や美作市内の企業に飾られます。
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