【動画】大阪・道頓堀 6代目グリコ看板が完成 ── LED映像が流れるリニューアル
6代目始動 ── 。大阪市中央区道頓堀の名物として親しまれている江崎グリコ看板のリニューアル工事が終了。23日夜、約14万個のLEDを使用して映像が流れる「6代目道頓堀グリコサイン」が披露された。工事期間中、看板を覆ったシートに登場し「代走」を務めた女優、綾瀬はるかも点灯式に登場した。道行く市民らからは点灯とともに大歓声があがるなど、大阪・ミナミの夜は祝福ムードに包まれている。
工事期間中は、代走の綾瀬はるかシートが話題に
同看板は今年4月にリニューアルを発表。先代の5代目看板は8月17日に16年の歴史に幕を閉じた。その翌日から看板は工事シートに覆われたが、同25日にはシートにおなじみの「ゴールインマーク」ポーズをとった綾瀬はるかさんが登場。5代目看板の背景を、綾瀬が両手で持った緞帳(どんちょう)で閉じるという演出だった。 今月8日には、その綾瀬はるかシートの背景が真っ赤になり「完成間近」という文字も書かれていたことから、SNSなどでも「どんなデザインになるんやろ?」と話題になっていた。 点灯式には、その綾瀬はるかがゲストで登場。「私は(工事シート)見に来れなくて残念だったんですが、家族は見に来てて。撮影する時、片足で立った時にパシャパシャって撮ってもらいました」などと撮影裏話を披露していた。
LEDチップ14万3976個を使用、綾瀬はるかが撮影裏話も
23日午後6時からは点灯式が行われ、同27分に綾瀬はるからが点灯ボタンを押すと同時に看板に設置された大きなシートが落ち6代目道頓堀グリコサインが点灯。 これまでのネオン管にかわって、この看板ではLEDを採用。大きさは高さ20メートル、横幅10.38メートルで、LEDチップ14万3976個を使用しているという。基本的には午後6時から午前0時まで点灯する仕組みとなっている。点灯していない時間も、ゴールインマークが浮かんで見えるようになり、江崎グリコの広報担当者は「昼間見たら、これがあのLEDで輝く看板? と思うかもしれません」と話している。 今回の完成に同社は「これまでよりもさらに多くの世界中の方々に親しまれ、あいされる日本のランドマークを目指したいと思います」などとコメントした。