愛犬ポメラニアンのきび（左）、ころ（右）と写真に納まる武田航平。能登半島地震で多くの犬やネコが被災し、飼い主と離れ離れになったニュースに心を痛め「何かできればと」

　俳優の武田航平（３８）が震災時にペットを守る方法の“取材レポート”を自らのインスタグラムに投稿した。２匹のポメラニアンを飼っている愛犬家として、１月の能登半島地震で多くの犬やネコが被災して飼い主と離れ離れになったニュースに心を痛め「なにかできることはないか」と、自ら石川県獣医師会にコンタクトを取り、震災への備えと対策を取りまとめた。 　“取材レポート”は被災地の石川県獣医師会理事・同開業部会会長で山辺動物病院の山辺泰雅院長と武田の一問一答形式。「地震大国とも言われる日本では様々な対策やもしもの備えについての情報が発信されていますが、ペットについての情報はまだ少なく感じています」「能登半島地震では放浪してしまう犬や猫がたくさんいたとニュースでも見ました。はぐれてしまった場合ということも考えなきゃいけないですよね」などの武田の様々な思いや疑問に山辺院長が答える形で、ペットを飼う人にとっての「防災マニュアル」になっている。 　武田は６月２８日（金）スタートのテレビ東京系ドラマ『晩酌の流儀３』（金曜・深夜２４時４２分～）や、６月９日（日）配信スタートのＷＯＷＯＷ連続ドラマ『ゲームの名は誘拐』（日曜・午後１０時）にレギュラー出演。ドラマや映画などで活躍する一方で、保護犬や保護猫の支援活動をファンクラブも巻き込んで行うなど積極的に取り組んでいる。 　約２０万人のフォロワーがいるインスタの今回の投稿について、武田は「ペットと被災した場合とかに備えて防災意識を高めることができれば。大切な家族の一員を守るために飼い主さんたちの防災マニュアルにもなってほしいので、犬や猫だけじゃなく動物と暮らしている方や、今後ペットを迎えたいと考えている方に見ていただきたいです」とコメント。レポートは、犬との暮らしに役立つコンテンツを配信しているｗｅｂメディア「ＷａｎＴｉｍｅ　Ｍｅｄｉａ」にも掲載されている。