木南晴夏、川口春奈&畑芽育と演じる3姉妹は「何でも話せる一番の友達“以上”みたいな感覚」『9ボーダー』
◆3姉妹の丁々発止なやりとりもドラマの見どころのひとつですが、演じてみていかがですか? けんかするシーンはテンポ感がとても大切なのですが、まだまだ難しいです。ただ、その後すぐに仲直りできる3姉妹はすごいなと。私は大人になってから姉とけんかすることなんてなかったので、想像できませんでした。この3姉妹の関係性は、何でも話せる一番の友達“以上”みたいな感覚です。友達には気を使って言えないことでも、3姉妹だとズバズバと言えちゃう。進学するか就職するかを悩む友達を前にしたら、「それぞれの道があるから、ゆっくり探しなよ」と伝えるところを、八海には「進学するか就職するか早く決めなよ」とハッキリ言いますし。そういう普通の友達ではあり得ないことも言える、友達“以上”の3人(笑)。実家がお風呂屋さんだから一緒にお風呂に入るのが当たり前で、裸の付き合いができる関係というのも仲良しの理由のひとつなのかな。 ◆まさに水に流せる関係ですね。そんなドラマ撮影現場の雰囲気は? 3姉妹に限らずみんな本当におしゃべりで、良い意味でうるさい(笑)。私たちと陽太(木戸大聖)君、おおば湯アルバイトのウメケンさんこと梅津剣(伊藤俊介)さんの5人が話しているシーンは、みんなでとにかくしゃべっています。カメラが回っていないところでもウメケンさんのトークが面白くて、陽太君が3姉妹にからかわれてまた笑って。シーンとするタイミングがなくて、ずっと誰かが話している。そんな楽し過ぎる現場です。 ◆では最後に、今後の見どころを教えてください。 ズルズルと引きずっていた家庭問題について、ひとつ心に決めて踏み出した六月ですが、きっと彼女の心の中にはまだ迷いもあって。そんなふうに揺れ動く中、六月がどう踏ん切りをつけていくのか、いかないのか…ぜひ見守っていただけたらと思います。
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