県知事選挙 告示まで1カ月 三つ巴の戦いか 各陣営の週末 鹿児島県
鹿児島放送
県政の舵取り役を決める鹿児島県知事選挙。6月20日の告示まで1カ月となりました。これまでに、現職で2期目を目指す塩田康一さん(58)、新人で元県議の米丸麻希子さん(49)、新人で市民団体の共同代表を務める樋之口里花さん(52)の3人が立候補を表明しています。 ■塩田康一氏■ 「やはり若い人が鹿児島でちゃんと生活していくための稼ぐ力の向上が大事」 去年12月に立候補を表明した現職の塩田さんは、土曜日、県内8カ所目となる後援会の事務所開きに出席。自民党・国民民主党の推薦を受けていて、各地で県政報告会を開くなどし支持固めを図っています。 経済対策にあたる稼ぐ力の向上や子育て支援、人材確保などを訴える考えです。 ■米丸麻希子氏■ 「やっぱりみんなで一緒になって鹿児島を変えようという気持ち。私はこれが一番大切だと思っている」 新人の米丸さんは先週末、鹿児島の魅力などを語るイベントにゲスト参加。現時点で政党への支援依頼はせず、草の根で支持の拡大を図っています。 県が計画する新たな総合体育館の整備は必要との考えですが、場所や規模の見直しが必要と訴えています。 ■樋之口里花氏■ 「この鹿児島を、皆の声を聞きながら進める県政を作りたい」 この週末、鹿児島市内の街頭に立った新人の樋之口さん。いまのところ、政党へ支援を依頼する考えはなく、草の根の活動で支持の拡大を図ります。 川内原発の運転延長や馬毛島の自衛隊基地整備に反対の立場で、原子力政策や安全保障政策を争点にしたい考えです。 県知事選挙は来月20日告示、7月7日=七夕の日に投開票を迎えます。