「初めて会った時に『かっこいい…!』と思いました」と言わせるイケメン!中日ドラフト2位・吉田聖弥投手!コーチと磨いた"心技体"とは
心の磨きにもコーチの言葉が
では、心技体の「心」はどうでしょうか?西濃運輸の監督は、吉田投手が最近で最も成長したのは何よりも精神面であると言ったそうです。 精神面での成長につなげてくれたのも堀田コーチの言葉があったようです。 吉田投手は堀田コーチから支えになった言葉の1つとして、「絶対にプロに行ける素質がある」を挙げています。ただ釘を刺されるように、同時にこんな言葉も投げかけられていました。 「他人と同じことをしたらダメだよ」 これを聞いて吉田投手は人と違うことを追求するべく、自分を徹底的に見つめ直し考え抜き、結果的にいろんな面で心の持ちようが変わっていったということです。 例えば全体練習が始まる前、今までは選手皆で集まって個人のウォーミングアップをしていましたが、この言葉を受けてからは仲間から距離を取りひとりで黙々と個人のウォーミングアップの時間を取ってみました。 これによって、自分自身との向き合う時間を作れただけではなく、周りの選手を客観的に見ることができるようになったとか。翻って自分を見つめ直し、野球に取り組む姿勢や気持ちも変わっていったそうです。
生活面の心にも変化が
野球だけではなくて、生活面も徹底的に洗いざらいに見直していきました。 まず、自分の良いところと悪いところを紙に書き出します。そこで「自分の部屋は綺麗にできるけど、寮とかの共用スペースはちょっとおろそかになっちゃう」など、自分の悪い向き合い方があると気がつき実際に変えようと、生活面でも心の持ちようを変えました。 堀田コーチから言われた言葉から、野球と生活面でも心技体の「心」が変わっていったんですね。この心技体が結実したことで、ドラフトで2位指名まで駆け上がった吉田投手。 光山「同世代には髙橋宏斗投手がいます。松木平優太投手がいます。そして、ドラフト1位ルーキーの金丸夢斗投手もいます。ここに吉田投手。この世代がドラゴンズを引っ張っていってほしいなと思いました」 (ランチョンマット先輩)