エリザベス女王の記念碑が98回目の誕生日に除幕される 足元には生涯愛したコーギーたちも
4月21日は故エリザベス女王の誕生日。存命であれば98歳を迎えたこの日、女王の初の記念碑が除幕された。 【写真】エリザベス女王の“コーギー愛”を43枚の写真で振り返り！
女王の記念碑がお目見えしたのはイングランドで最も小さなカウンティであるラトランドのオークハム。図書館の外に約2メートルの女王のブロンズ像が設置された。ラトランド市議会は「イギリス初のエリザベス女王の永久的な記念碑」だと説明している。
像は儀式用のローブとジョージ4世の王冠、ガーター勲章のサッシュをつけた若かりし日の女王の姿をモデルにしている。特徴は女王が愛したコーギーたちが足元にいること。正装の女王にコーギーたちが戯れつく姿は、親しみ溢れる女王の素顔を感じさせる。台座の下にも2匹のコーギーがいるのが愛らしい。
この像は2022年9月の女王の死去を受けて、ラトランドのサラ・ファーネス知事が彫刻家のハイウェル・ブラン・プラットリーに依頼したもの。記念碑を作るというプロジェクトに賛同した人たちから15万5,000ドル（約2,400万円）の寄付が集まった。雑誌『ピープル』が報じている。
ちなみに21日に行われた除幕式にはウェルシュコーギーを愛する人たちの団体「ウェルシュコーギーリーグ」からも代表者が出席した。子どもの頃ある貴族の家を訪れたとき、その家の子どもたちが飼っているコーギーに一目惚れして以来、生涯で30匹以上のコーギーとドーギー（ダックスフントとのミックス）と一緒に暮らしてきた女王。この銅像のデザインを見て、今頃微笑んでいるかも。
