衆議院選公示 各党党首が各地で第一声、12日間の選挙戦火ぶた【全文書き起こし】
第47回衆議院選挙(14日投開票)が2日、公示された。各党党首が各地で第一声を上げ、12日間にわたる選挙戦の火ぶたが切られた。
■全文書き起こし ・自民党・安倍晋三総裁=福島県相馬市 ・民主党・海江田万里代表=福島県いわき市 ・維新の党・江田憲司共同代表=神奈川県横浜市 ・公明党・山口那津男代表=神奈川県横浜市 ・次世代の党・平沼赳夫党首=岡山県津山市 ・共産党・志位和夫委員長=東京都新宿区 ・生活の党・小沢一郎代表=新潟県魚沼市 ・社民党・吉田忠智党首=大分県臼杵市 --------------------------------------------------------- 自民党と民主党は東日本大震災の被災地となった福島県で第一声を上げた。 相馬市の漁港で行った自民党の安倍晋三総裁は「『福島の復興なくして日本の再生なし』で全力で取り組んで来た。まだ道半ばだが、だんだん復興は前に進みつつある」と実績を強調。今回の総選挙はアベノミクスが問われる選挙だとし、「給料が2%以上、平均で上がった。ボーナスも7%上がった。でも『実感ないよ』という地方の方々も知っている。(景気を)中小企業や地方のみなさんにも届けていくのが我々の仕事だ」と訴えた。 いわき市で行った民主党の海江田万里代表は「今回は安倍首相による安倍首相のための解散。総選挙費用で被災地復興にいろんなことができる」と批判。そして「選挙の狙いは2つある。『政治とカネの疑惑隠し』と『アベノミクスの失敗隠し』。安倍首相が経済の舵取りをして2年。本当にみなさんの暮らしが良くなったか。景気が良くなったといっているが、それはほんの一握りの人だ」と訴えた。 維新の党と公明党は横浜市で行った。維新の党の江田憲司共同代表は横浜駅西口で、 公明党の山口那津男代表は相鉄線二俣川駅でそれぞれ支持を訴えた。 また、次世代の党の平沼赳夫党首は岡山県津山市で、共産党の志位和夫委員長は新宿駅で、社民党の吉田忠智党首は大分県臼杵(うすき)市で行った。 生活の党の小沢一郎代表は、午後1時から新潟県魚沼市で行った。