北九州4千人以上が登校控える 中学生殺傷、市民に不安
北九州市小倉南区にあるマクドナルドの店舗で中学生2人が殺傷された事件を受け、市内の小中高校などで16日に4千人以上が登校を見合わせたことが17日、市教育委員会への取材で分かった。刺した男の行方が分かっておらず、市民の間に不安が広がっている。同日、死亡した女子生徒の告別式が営まれた。 事件は14日午後8時25分ごろ発生。40歳ぐらいの男が、レジの列の最後尾付近に並んでいた同区の中学3年中島咲彩さん(15)と、同級生の男子生徒(15)を突然刃物で刺し、立ち去った。中島さんが死亡し、県警は男の行方を捜査している。