磯の王者・イシダイを狙う “かぶせ釣り”に村越正海「面白いし、奥が深い!」
テレビ大阪製作の『THEフィッシング』(毎週土曜 後5:30※テレビ東京系列全国6局ネット)8日放送では磯の王者・イシダイを狙う。 【写真】磯の王者・イシダイを釣り上げた村越正海 最近、人気上昇中のとある釣法にアングラーから驚きの声が上がっている。その釣りとは“かぶせ釣り” 。元々は広島で牡蠣筏から牡蠣殻を撒いてチヌを狙う伝統釣法だったが、近年その釣りを基に、手軽なタックルで堤防などからイシダイやコブダイなど大物を狙う釣りに発展。身近なフィールドで大物とのやり取りが楽しめると、今では九州や関東など全国各地にその熱が広まっている。 今回、舞台となるのは磯釣りの超人気エリアの長崎県五島列島。夏にかけて徐々に水温が上がってくるこの時期に、底物釣りがシーズンインする。やってきたのはソルトルアーフィッシングのパイオニア・村越正海。学生時代からイシダイ釣りに親しみ、そのキャリアはなんと50年以上。そんな村越でも、かぶせ釣りに触れたのはごく最近という。 「“へち釣り”や“たらし釣り”という似た釣りは他にもあるが、このライトなタックルを使って堤防で狙うのが、めちゃくちゃ面白いし、奥が深い!」と熱が入る村越。大物への期待に胸を膨らませ、釣りスタート。かぶせ釣りのエサの基本は 二枚貝。今回はムール貝を使う。身の付いた貝殻にハリをセットし仕掛けを落とすと、いきなり竿先に反応が。 「この竿先を見ているだけでも楽しくなってくる!」と村越。「でもこのアタリはイシダイじゃない“グググ”と小刻みなアタリはエサとり。イシダイは“ズン”と抑え込むようなアタリ」だという。二枚貝の他に今回はイシダイ釣りの定番「トッポガニ」や「エビ」も使い、ローテーションしながら魚の反応を見ていく。 すると、ズン!と竿先が入る強烈なアタリが。「これはイシダイっぽいぞ」村越の手に力が入る。水面に姿を見せたのは本命・イシダイ。見事、キャッチなるか。身近な場所でライトなタックルで繰り広げる大物とのやり取り。何が来るかわからないドキドキ感。竿先から目が離せない“かぶせ釣り”の魅力が詰まった30分に注目だ。