「なんで出してくれないんだ」小野伸二が衝撃告白!プロ1年目の浦和で“パスを全然くれなかった選手”を明かす「本当にあるんだな」
「パスが来ないなら、来ないなりの振る舞いを」
元日本代表MFの小野伸二氏が、テレビ東京で放送された『FOOT×BRAIN』で、驚きのエピソードを明かした。 【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! MCの勝村政信氏との対談の中で、日本人が海外クラブへ移籍した際などに「初めはパスを出してもらえない」現象が話題となる。 オランダのフェイエノールトとドイツのボーフムなどでプレーしたファンタジスタは、自身の考えをこう述べる。 「まず、お前らより上手いんだぞっていうぐらい努力して、だけどやっぱりチームの輪はすごく大事しながら、僕はコミュニケーションをすごく取るんで、いろんな選手と。というのは大事にしていますね。パスが来ないなら、来ないなりの振る舞いをしなきゃいけない」 驚きだったのが、清水商高時代から天才MFとして注目されていた小野氏が、鳴り物入りで加入した浦和レッズでのプロ1年目で、その経験をしたという事実だ。 「プロ1年目、浦和レッズが入った時に、(ゼリコ・)ペトロヴィッチというユーゴスラビアの代表選手なんですけど、彼は本当に全然ボールをくれなかったんですよ」 18歳で1998年のワールドカップにも出場したレジェンドは、「なんでくれないんだろうっていつも思いながら、でも僕はちゃんとパスをして。でも、ある時から信頼してくださって、パスを受けられるようになったけど、そういうのは本当にあるんだなっていうのを初めて経験しました」と続けている。 「あれは本当に数週間、なんで出してくれないんだろう、いいところにいるのにと感じていた」 後に、浦和の監督も務めた名手から洗礼を浴びたようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部