楽天・浅村栄斗、来季は「リベンジ」 FA移籍後最少の60打点シーズン終え現状維持サイン 2000安打まであと36
楽天・浅村栄斗内野手が22日、仙台市の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。来季は海外FA権を行使せずに残留し2022年オフに結んだ4年総額20億円の複数年契約の3年目となる。 三塁にコンバートされた今季は西武からのFA移籍後最少の60打点に終わるなど打撃面で不本意な成績が続いた。交渉の中では球団から「らしくなかった」という声がかけられたが、本人も同じ思いを持っており「自分自身が一番思っていること」とコメント。この1年を「いろんなことを試して自分なりに考えてやってきた中でどれもなかなかうまくいかず、そのままどんどんどんどんいってしまった。本当にもがいて苦しんだシーズンだった」と振り返った。 もちろん、巻き返しにかける思いは強く、色紙に「リベンジ」という来季への意気込みをしたためて披露し、「このまま落ちていくんじゃなくてもう一回はい上がれるようにしたいなと今は強く思っている。来年からもう一回やり直したい」と決意表明。あと36安打に迫った通算2000安打の達成についても「1本1本しっかり積み重ねて早い段階で自分のことは終わらせられるようにやりたい」と意気込んだ。
中日スポーツ