雨の季節を「ゆったり入浴」で乗り切ろう 「蛍の発光」f分の1ゆらぎでもリラックス
「蛍」の発光「f分の1ゆらぎ」でヒーリング効果を実感
「f分の1」のfとは周波数または振動数(Frequency)の頭文字からきています。 自然界には、風や波の変動やその音、小川のせせらぎや雨音、ろうそくの炎のゆらぎ、蛍の発光など、規則正しさと不規則が絶妙なバランスで存在しています。こうした、規則的な動きの中に微妙なずれを伴い、人にとって心地良いリズムと感じさせるものを「f分の1ゆらぎ」と言います。森林浴に出かけて、既に無意識のうちに、ヒーリング効果を実感されている方も多いかもしれません。 この「f分の1ゆらぎ」は、音楽療法でリラックス効果や集中力を高めたり、免疫力の向上が期待できるケースもあり、「f分の1ゆらぎ」の声を持つアーティストの楽曲でも同様の効果が期待できるものがあるようです。 また、この時期ならではのもので「蛍」のゆらぐ発光を見ると、心が洗われ癒やしを感じられることもあるでしょう。ただ、蛍の名所と呼ばれる所に、自動車のヘッドライトが集中、大挙して人が押し寄せるのは好ましくありません。手付かずの自然状態に近いご自分だけのポイントを探してみては如何でしょうか。
梅雨前線は南北に波打ち活動は強弱を付けながら北陸付近に停滞
この先梅雨前線は、太平洋高気圧の北への張り出しの強まりに対応して、一旦、日本海から北陸付近に停滞しやすくなるでしょう。北陸地方では、曇りや雨優勢の天気が続く予想となっています。気象台では、29日11時時点で、大雨警報級の可能性を7月1日は北陸4県全域、2日は福井県で予想しています。前線は南北に波打ちその活動は強弱を付けながら、北陸付近に停滞する予想です。地域毎の予想雨量の見積もりが難しくなっていますので、常に最新の天気予報や気象情報を確認するようにして下さい。 当初の予想以上に「晴れ間が広がる」「雨量が多くなる」などの影響により、実況気温が予想と大きく変わることがありますので、十分注意してください。
日本気象協会 北陸支店 河原 毅