中間決算 滋賀銀行 約30%の減益
びわ湖放送
滋賀銀行は、今年9月までの中間決算について、約30%の減益となったことを発表しました。一方、年度で見ると、当初計画をクリアできるとしています。 今月11日に、滋賀銀行が発表した9月までの中間決算によりますと一般企業の売上高に相当する経常収益は、前年同期より2.9%増えた604億9300万円でしたが、最終的な儲けを示す純利益は30.1%減った87億4800万円でした。 これは、4期ぶりの減益だということです。ただ、年度でみると、当初の計画をクリアできるとしていて、年間の業績予想は当初の予定通り純利益プラス0.4%の160億円は変わりないとしています。 なお、県内の景気について遠藤良則常務は「大きくみると緩やかな回復傾向が続いているが、これは、大企業の進出計画などが底上げをしている印象」として「中堅・中小企業の経営が非常に難しい時代になっているという認識をしていて特に物価高・人件費高・人材の確保。そういったところを、しっかり地域金融機関としてこれまで以上に踏み込んだサポートを続けていかなければならないという認識をしている。」と話しました。
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