【バレー】首位パナソニックが直接対決でサントリーに連勝 西田有志「エースを狙いに行った」山内晶大「世界クラブ3位のチームに勝てたことは大きな自信になった」V1男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENは4日、おおきに舞洲アリーナで試合が行われ、首位パナソニックが2位のサントリーサンバーズと直接対決。前日に続いてストレートで下し、今節連勝を果たした。 日本代表エースの西田有志選手が前日は第2セット途中までなかなかサーブが入らなかったがこの日は3セットで4エース。直接得点でなくとも崩してブレイクにも繋げ、深津英臣、山内晶大、ジェスキートーマスらもエースを取ってチーム全体で9得点を叩き出した。また前日はキルブロックがゼロだったがこの日は5得点とバランスの良いプレーを見せた。西田は「昨日入らないときも『お前は攻め続けろ』と言われ、安心して攻め続けられた。今日はサイドアウトのとりあいが続いたときにもエースを狙いに行った」とコメント。試合終了後のVOMには自分が選ばれるだろうと前のめりになっていたが、ジェスキー選手の名前が読み上げられてそのまま床に倒れ込んで笑わせるパフォーマンスもあった。 山内晶大主将は「世界クラブ3位のチームに連勝できたことは自分にとってもチームにとっても大きな自信になりました」と胸を張る。 山本智大選手は「自分にはあまりサーブは狙われないですが、その分アライン選手やムセルスキー選手などビッグサーバーのときに『キープ!キープ!』と声を出しています。Bパス以上にすればパナソニックのアタッカー陣なら決めてくれる。大塚選手もジェスキー選手もレセプションがすごくいいので、やりやすいですね」と語った。
サントリーの山村宏太監督は「うちの今の地力。チャレンジャーとして攻めきれなかった。まだ僕らが1位通過できるチャンスはあると思うので準備をします」と前を向いた。アライン選手のスパイク決定率が27%におさえられ、かわりに入った兪元泰選手もスパイク得点ゼロ。ムセルスキー選手は33打数で決定率69%と威力を見せたが、その他のスパイカー陣は対策された。 次節は7,8日にアリーナ立川立飛で東京グレートベアーズのホームゲームが行われる。JT広島との対戦。 ◆V1リーグ順位2/4 1 パナソニック 勝率0.96残12☆ 2 サントリー 勝率0.79残12 3 WD名古屋 勝率0.75残12 4 JT広島 勝率0.71残12 5 堺 勝率0.58残12 6 東レ 勝率0.46残12 7 東京GB 勝率0.33残12 8 ジェイテクト 勝率0.29残12 9 ヴォレアス 勝率0.08残12 10 VC長野 勝率0.04残12