【新馬戦】期待の高額馬キングノジョー 取引価格3億1000万円 奥手タイプも田中博師「体幹はしっかり、素質十分」
「新馬戦」(19日、東京) 土曜東京5R(芝2000メートル)でデビュー予定のキングノジョー(牡2歳、父シルバーステート、美浦・田中博)は、23年天皇賞・春を勝ったジャスティンパレスの半弟で、23年1歳セレクトセールにおいて最高額タイとなる3億1000万円(税抜き)で取引された。 10日の美浦Wでの追い切りでは、14日の南部杯を制したレモンポップ(6歳オープン)、同日の東京5R新馬戦を完勝したデンクマール(2歳1勝クラス)との3頭併せで互角の動きを見せた。田中博師は「まだ体つきは幼いので成長を待ちたい」と奥手のタイプであることを強調しつつも、「その中でも走らせると体幹がしっかりしていてブレないし、素質は感じます」と期待を寄せた。