阿部監督に評価されず…?巨人、前年から1軍出場がない選手(4)“超有望株”はまさかの
2024年シーズン開幕からまもなく3ヶ月が経過するプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが起きているが、ファームで苦しんでいる選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない巨人の選手を紹介したい。
石田隼都
・投打:左投左打 ・身長/体重:183cm/85kg ・生年月日:2003年4月5日 ・経歴:東海大相模高 ・ドラフト:2021年ドラフト4位 今季で高卒3年目を迎える石田隼都だが、長期離脱を強いられている状況だ。 東海大相模高では、3年春の甲子園で29回1/3を無失点と圧巻の投球を見せ、全国制覇の立役者に。将来性も評価され、2021年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。 ルーキーイヤーは主に体力強化が中心に。同年はファームで2試合に登板したが、4イニングを投げて6四球を与えるなど、制球が定まらなかった。 昨季はファームで8試合に登板して3勝2敗、防御率3.31をマーク。しかし、背中を痛めて夏場以降はリハビリ組に回った。 一軍デビューが待ち望まれる今季だったが、開幕前に左肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を敢行。今季中の復帰は絶望的となった。 それでも、同じくトミー・ジョン手術経験のある伊藤優輔が、今季はファームで快投を続けている。石田もリハビリを乗り越え、進化した姿でマウンドに帰還したい。
ベースボールチャンネル編集部