結婚指輪の価格が「給料3ヶ月分」って本当ですか⁉さすがに高すぎますよね?
かつて「婚約指輪の値段は給料の3ヶ月分」という決まり文句を、昔からよく聞いたことがあるかもしれません。 しかし、給料3ヶ月分はもう古いのではないかと、疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。 果たして、婚約指輪の値段が給料3ヶ月分というのは、今でも当てはまるのでしょうか。今回は、現在の婚約指輪の費用相場と日本の平均月収を比較検討してみました。 婚約指輪の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
現在の婚約指輪の価格相場はどのくらい?
株式会社マイナビが行った結婚指輪・婚約指輪の調査によると、婚約指輪の平均購入額は二人分(2点)で39万9000円であることが分かっています。 価格の割合で最も多かったのは、2点で30~40万円未満であり、30%を占めていました。2番目に多かったのは、20~30万円未満で27%を占めており、3番目が40~50万円未満の13%でした。 この調査結果により、おおよそ半数以上の方は、婚約指輪を50万円未満で購入していることが分かります。
現在の日本の平均月収は?
厚生労働省が令和4年に行った「賃金構造基本統計調査」によると、日本の平均月収は約31万1800円であることが分かりました。 また、婚約指輪の平均購入額は39万9000円ですが、30~40万円未満の婚約指輪を購入された人が30%を占めていました。 20~30万円未満で購入した人が27%いたことをふまえても、現在の婚約指輪の価格は、給料の約1ヶ月分のものを購入している人の割合が多いということになります。 ちなみに月収が31万1800円の場合は、3ヶ月分にすると93万5400円です。前述した同調査によれば、90~100万円未満の婚約指輪を購入した人は1%と、非常に少ない割合であったことが分かりました。 人によって給料は異なりますが、給料3ヶ月分の婚約指輪を購入する人は、もはや少数派といえるのかもしれません。
現在は婚約指輪の価格はそれほど重要ではない!?
前述した株式会社マイナビの同調査によると、婚約指輪を選ぶポイントについて、最も多かった回答は「デザイン」であることが分かりました。そのほかには、パートナーが好んでいるブランドで選んだという意見もありました。 結婚前後はお金がかかる機会が多いため、できるだけ費用を抑えて購入するように、予算について話し合って決めるカップルが多いのかもしれません。