成人式の振り袖など…代金集めた衣装業者と連絡取れず 沖縄・名護市
日テレNEWS NNN
沖縄県名護市で、来年の成人式用にはかまや振り袖の注文を受けた業者が、代金を集めた後に連絡が取れなくなっていることがわかり、およそ130人分の「晴れの衣装」が間に合うのか、懸念が広がっています。 この業者に業務委託をしていた那覇市の貸衣装会社によりますと、この業者は、沖縄本島北部の市町村で、新成人から来年の成人式に向けたはかまや振り袖のレンタルやオーダーメード、着付けなどの注文を集め、代金の回収をしていましたが、今年9月以降、連絡が取れなくなったということです。 その後、貸衣装会社が状況を確認したところ、名護市の業者はおよそ130人の新成人から、あわせて730万円相当の代金を受け取っていましたが、貸衣装会社には入金していなかったということです。 新成人への衣装などが間に合うか心配する声が上がっていますが、貸衣装会社は中国の工場にはかまや振り袖の製造の発注はかけていて、着付けも含めて成人式に間に合うよう努力すると説明しています。