【ばんえい・ドリームエイジカップ】サクラヒメが重賞5勝目…渡来「思った通りの展開」
11月26日、帯広競馬場で行われた11R・ドリームエイジカップ(BG3・4歳上・ダ直200m)は、渡来心路騎乗の2番人気、サクラヒメ(牝5・ばんえい・今井茂雅)が勝利した。2着にメジロゴーリキ(牡9・ばんえい・松井浩文)、3着にヤマカツエース(牡4・ばんえい・金田勇)が入った。勝ちタイムは1:47.6(馬場水分1.9%)。 1番人気で鈴木恵介騎乗、キングフェスタ(牡4・ばんえい・小北栄一)は、7着敗退。 世代の強豪馬が揃ったレース。道中はメジロゴーリキを筆頭に、インビクタ、サクラヒメ、オーシャンウイナーらが先頭集団を形成。後続がそれを見る形で各馬ややばらけながら第二障害へと進行。第二障害ではまずメジロゴーリキ、インビクタがほとんど同時に仕掛け、サクラヒメ、コマサンブラック、オーシャンウイナーと続けて挑戦。そのなかで力強く障害を上がったサクラヒメが先頭でクリア。メジロゴーリキら2番手以下に大きくリードを広げ、最後まで脚色が鈍ることなく圧勝。1月に行われた天馬賞以来の重賞5勝目を飾った。2着はメジロゴーリキが最後まで粘りきって入り、3着はゴール前で脚の止まったコマサンブラックをかわしたヤマカツエースが入った。サクラヒメを管理する今井茂雅調教師は「ドリームエイジカップ」を初制覇。騎乗した渡来心路騎手はシンザンボーイで制した2021年に続く2勝目となった。また、牝馬での勝利は2016年キサラキク号以来となる。 1着 サクラヒメ 渡来心路騎手 「勝ちたいと思っていたレースなので、勝つことが出来てほっとしています。ハンデをもらっていたので、前の方でレースが出来ればと考えていましたが、思っていたとおりの展開になり上手く障害も上がってくれゴールまでしっかり歩いてくれました。本当に良い馬です。これから寒くなりますが、少しでも多く勝てるようまだまだ頑張りますので応援よろしくお願いします」