【スキニーデニム】が復活? デニムトレンド2024に進化したスリム&スキニーが仲間入り
ネッタポルテではすでに数多くのスキニーデニムが新たに入荷されており、バギーデニムと同じぐらいの数が販売されている。 Instagramのデータ分析アカウント「@databutmakeitfashion」が発表したセンチメント分析によれば、このおよそ1カ月の間にスキニーデニムの人気は50%上昇し、さらにTikTokでは、2024年らしいスキニーデニムの着こなしを提案するコンテンツが急増しているという。
昔より賢明になったいま、私たちはスキニーデニムのバランスで罪を犯すことは避けられそうだ。今っぽく正しく着こなすポイントは、「スキニー」を文字どおりに受け取りすぎないこと。そして、ストレッチが効きすぎているものはやめ、スリムではあっても体を締め付けないものを選ぶようにしよう。楽に座ったり立ったりでき、血液循環が問題なく保たれる点にも留意したい。
シンプルなベストやカシミヤのニットは、2024年のスキニー(風)デニムの完璧なパートナーになるが、靴も同じく細身なものを選ぶのがベスト。安定感のあるキトゥンヒールやポインテッドトゥを合わせるほか、カウボーイブーツにインしても成功する。
LA発の人気ブランド「リフォーメーション」も、当然ながら今シーズン素晴らしいデニムを提供しており、ハイウエストで足首まですっきりとしたシルエットが特徴。同じくデニムトレンドの最先端を走る、「マッチズファッション」のプライベートレーベル「レイ」は、少しだけ低い位置に設定したゆるめのウエストと、快適なはき心地を備えたモデル“Maka”を発売している。
――私たちはこれまで、スキニーデニムを不当に非難してきたのかもしれない。スリムでシンプルなトップスとスタイリングすれば、スキニーデニムの美脚効果は普遍的で明確だ。美しいデニムは脚を長く見せてくれるし、シルエットをなめらかにしてくれる。
つまり、デニムが悪いのではなく、私たちのはき方に問題があったのだ。はき古したバイカーブーツやくたびれたレザージャケットなどを合わせるのはやめて、みすぼらしさを消せば、洗練された大人の新鮮な雰囲気を醸し出すことができる。また今回は、2000年代当時のように膝をズタズタに破る必要もないだろう。
クローゼットの奥にスキニーデニムを眠らせている人は、2024年らしい着こなしにトライしてみてはいかが? とはいえ、上手に取り入れる自信がない人は、今シーズンも引き続きワイドなシルエットのデニムが人気なので、ご安心を。