ペネロペ・クルス50歳に!50枚の写真で振り返る、変わらない美しさ
4月29日、オスカー女優ペネロペ・クルスが50歳の誕生日を迎えた。彼女のキャリアを彩った優雅な瞬間を写真で振り返る。 【写真】50歳のペネロペ・クルスの50枚の写真 「テ・キエロ(愛している)、ペネロペ!」 2018年3月のある夜、マリオン・コティヤールがペネロペ・クルスに名誉セザール賞を授与した際の感動は印象的だった。「あなたのオーラは男性も女性も魅了します。あなたの存在はインスピレーションです。あなたは輝いています。あなたを輝かせるのはあなたの自由さです。」と、フランスの女優は語った。ステージにいた映画監督ペドロ・アルモドバルも、彼のミューズの"気高さと魅力"を賞賛した。この瞬間、スペインの女優は涙をこらえきれなかった。 『それでも恋するバルセロナ』(2008年)の演技でアカデミー賞、『パラレル・マザーズ』(2021年)の演技でヴェネチア国際映画祭ヴォルピ杯 (最優秀女優賞)を受賞したペネロペ・クルスは、ハリウッドで最も魅力的なキャリアを持つ女優のひとりである。1992年に『El Laberinto Griego(原題)』でデビューしてから30年、のちにパートナーとなるハビエル・バルデムと出会ったこの年に、女優ペネロペ・クルスはペドロ・アルモドバル監督の作品に数多く出演し、1999年のカンヌ国際映画祭では『オール・アバウト・マイ・マザー』で監督賞を受賞している。
アカデミー賞4部門ノミネート
スペインでの活動の後、そしてビガス・ルナ監督の挑発的な作品『ハモンハモン』で銀幕でのキャリアをスタートした後、彼女のキャリアはヨーロッパへと向かう。スティーブン・フリアーズの作品や俳優ジャック・ウェベールが監督した唯一の長編映画『ドン・ジュアン』にも出演した。そして、ハリウッドもペネロペ・クルスに注目し始めた。2000年代初頭、スペイン人女優ペネロペ・クルスはトム・クルーズ、クリスチャン・ベール、マット・デイモン、親友のひとりであるサルマ・ハエック、そしてマシュー・マコノヒーなどと共演する。しかし、ロサンゼルスで彼女の名を広めたのは、ハビエル・バルデムと共演した『それでも恋するバルセロナ』だった。 成功を収めたシリーズ作品『パイレーツ・オブ・カリビアン』や「ある愛へと続く旅(2013年)」などのドラマ作品でも、ペネロペ・クルスは見事な演技を披露した。また、彼女は「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」のシーズン2でドナテラ・ヴェルサーチェを演じ、テレビ画面でも観客を魅了した。2022年には4度目のアカデミー賞ノミネートを果たした。
text: Elisa Cantaux et Chloé Friedmannn (madame.lefigaro.fr)