「背番号も重なる部分が多くて、非常に嬉しく思います」細谷真大が抱く“19番・工藤壮人への想い”【柏レイソル】
天皇杯決勝でゴールを奪って…
「小学生の頃は工藤(壮人)選手をよく見ていた」 偉大なストライカーのプレーを観察していたのが、柏レイソルの細谷真大だ。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 「とにかく『点を決める』という印象で、フォワードらしいゴールを奪っていました。動き出しの部分は参考にさせてもらっています」 当時、工藤さんが背負っていた19番を、細谷は受け継いでいる。 「背番号も重なる部分が多くて、非常に嬉しく思いますし、(工藤さんは)ルヴァンカップの決勝でゴールを決めていて、そこに思い入れがあるので、自分も(天皇杯決勝で)ゴールを奪ってチームを勝たせることが目標です」 柏の下部組織を経て2009年にトップチームに昇格。その後、サンフレッチェ広島などでプレーした工藤さんは22年に水頭症と診断され、同年10月21日に逝去。32歳の若さだった。 12月9日に天皇杯決勝(相手は川崎フロンターレ)を戦う細谷は、この大舞台でチームを勝利に導くゴールを奪って、おそらく天国でサッカーをしている工藤さんに良い報告をできるだろうか。 構成●サッカーダイジェストTV編集部
【動画】細谷真大の独占告白
【関連記事】
- 「ワタルはとても重要だった。本当に上手かった」出場4分で劇的プレミア初弾の遠藤航をクロップ監督が絶賛!「忘れられない試合になると誰も思っていなかっただろう」
- 「愛想を尽かしたと報告してきている方も居ますが...」エスパ権田修一、ファンへ想い伝える「甘いかもしれませんが僕は確信しています」
- 「冬にヴェルディさんから話をいただいた時は断りました」東京Vの城福監督が清水戦後に“就任時の裏話”をカミングアウト
- 「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が指摘する現代フットボールの問題点「分かっていない人が多い」
- 「走れない闘えない努力もしない口先だけは立派な史上最低イレブン」刺激的な横断幕と大ブーイング。異様な雰囲気に包まれた大宮アルディージャの最終戦セレモニー