芸歴50年超の女流講談師・桃川鶴女、ラジオ番組で演目を生披露! 宇賀なつみ感激「歴史の授業が、全部講談だったらいいのに…」
◆演目の生披露に宇賀なつみも感激
そして、この日なんと、講談での必需品、釈台、手ぬぐい、張り扇を持参してくれた鶴女さんが、スタジオで演目を生披露してくれることに。「この張り扇は、場面が変わるときに必ず使います」と説明する鶴女さんを前に、「それは何で出来ているんですか?」と興味津々の小山。 鶴女さんによると、張り扇の真ん中は竹でできていて、そのまわりは西ノ内という和紙が巻いてあり、「下は糊をつけないで、上だけ(に糊をつけています)。大きさも長さも講談師によって違うんです。これは楽器になるので、自分の声のキーに合わせて作ります。甲高い声の人は枚数が少ないし、低音の声の人は和紙の数を多くする、というような感じです」とその特徴を語ります。 鶴女さんが元気いっぱいに演目「オリンピック物語」の一部を披露すると、2人からは大きな拍手が。その迫力に、宇賀は「すご~い」と息を呑み、「歴史の授業が、全部講談だったらいいのにと思いました」と感想を口にします。 小山も「確かに!」とうなずきつつ、「ためになりますね。聞いていて引き込まれますし、“へぇ~”っていうことがいっぱい取り入れられていますしね」と感激しきり。時間の都合もあって今回はほんの一節の披露ながらも「もっと聞きたくなりました!」と講談の魅力にすっかりハマった様子の宇賀でした。 (TOKYO FM「日本郵便 SUNDAY’S POST」2024年3月10日(日)放送より)