世界糖尿病デーに合わせブルーに輝く大阪城 スーパームーンは見えず
ブルーに輝く大阪城 世界糖尿病デーのシンボルマークに合わせ 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
大阪市は14日、糖尿病の予防・治療・療養の啓発運動を推進するため、大阪城天守閣のブルーライトアップを行い、青く輝く大阪城を写真におさめる観光客らが多く見られた。 【拡大写真付き】大阪に「幸村ねぶた」登場 縁の神社で幸運招く
糖尿病抑制に向けライトアップで啓発
日本糖尿病協会によると、2006年に国連総会で「糖尿病に関する決議」が採択されると同時に、糖尿病の治療に必要なインスリンを発見したカナダのハンディング博士の誕生日である11月14日が世界糖尿病デーとして公式認定されたという。 国際糖尿病連合(IDF)が、この日を広めるために、世界の著名なモニュメントや建造物などに、シンボルカラーのブルーにちなんだライトアップを、世界80か国以上、1000か所で行っており、日本でも大阪城など全国各地179か所で行われているという。 たまたま大阪城に来たという神奈川県から来たという20代の女性2人組は「いつもブルーに光ってないんですね。糖尿病デーに合わせてなんですか、これも今聞かなかったらわからなかったです。これを機会に覚えておきます」などと話していた。
スーパームーンは見られず?
また、同日夜は月が地球まで約35万6500キロにまで近づく「スーパームーン」が見られる日とされているが、同市内はあいにくの曇り空で、同日午後8時現在は雨も降るなど大阪城付近などでは確認できない模様。大阪城公園などで空を眺めていた同区内の50代の男性は「友人が毎晩ここでマラソンをしてて、見やすいかもと聞いてきた。けど、天気ばかりは仕方がないですね、雨も降ってきましたね」と苦笑していた。