圧倒的な一番人気に応えた吉田拡郎がGI5回目のV/ボートレース多摩川・ウェイキーカップ
ボートレース多摩川のGI「ウェイキーカップ開設70周年記念」は5日が最終日。 初日ドリーム戦を制した地元の濱野谷憲吾、2日目ドリーム戦を制した毒島誠の優出はならず、優勝戦の絶好枠を手にしたのは吉田拡郎。他はドリーム戦メンバーと強力な面々だったが、それでも圧倒的な一番人気に推されていた。 進入は枠なりの3対3で、スリットではスロー勢がダッシュ勢よりも優勢。2コースの関浩哉がコンマ11のトップスタートを決めたが、イン吉田拡もコンマ13の踏み込みから1Mは余裕の先マイ。関の差しは初動の甘さから入れず、遅れた位置からの池田浩二の全速も及ばず。吉田拡が早々と独走態勢に持ち込んだ。 2Mは内有利に関が先マイして、差そうとした池田は関の引き波に入って後退。そのまま関が池田を抑えて2着に粘った。2連単1-2は370円2番人気、3連単1-2-3は750円1番人気。 吉田拡は通算59回目、GIは5回目の優勝。当地では初Vとなった。
マクール