米国のクリスマスムード満喫 三沢で5年ぶり「サンタ親子バスツアー」
米軍三沢基地で14日、日米の家族連れが米国のクリスマスを体験するイベント「アメリカ行きサンタ親子バスツアー」が開催された。幼児、児童とその保護者約370人が参加し、イルミネーション観賞や日米交流を通じて、一足早く本場のクリスマスの雰囲気を満喫した。 三沢国際クラブ(三上博利会長)と米軍三沢基地が地元住民に米国のクリスマスを体験し、交流を深めてもらおうと共催した。今回は5年ぶり21回目の開催となった。 参加者はバスに乗り込み、イルミネーションで彩られている基地内の住宅街を巡った。各住宅には発光ダイオード(LED)やプロジェクションマッピングによる派手な装飾が施されており、バスの窓越しに見た幼児、児童は歓声を上げていた。 ツアー終了後、一行は基地内にある小学校に移動。サンタクロースとの記念撮影を楽しんだほか、米国流のお菓子を味わったり、おもちゃ遊びを通じて日米交流を深めたりと思い思いに楽しんだ。 主催団体を代表し、米軍三沢基地のアデニジ・ジョン3曹(27)は「米国人のクリスマスに対する思い、気持ちを地元の人たちと共有できたことに感謝の気持ちでいっぱい」と語った。 ツアーに参加した三沢市立木崎野小4年の櫻井利樹さん(10)は「サンタクロースと写真撮影ができてうれしい。米国のお菓子はカラフルでおいしかった」と楽しげだった。
デーリー東北新聞社