夏休みはアナ雪&妖怪が制覇。7・8月で爆発的な売り上げを記録
株式会社ゲオホールディングス(名古屋市中区)は、DVDやブルーレイディスク、ゲームの購買需要が高まる夏休み期間中の販売記録を発表した。DVDならびにブルーレイディスクの販売数1位は『アナと雪の女王』で21万枚、ゲームソフト販売数1位は『妖怪ウォッチ』で35万枚と、各部門で共に7・8月の販売ランキングトップを独走する形に。2014年の夏休みは、世界規模で新記録ラッシュを巻き起こした『アナと雪の女王』と、いま全国の子供を夢中にさせている『妖怪ウォッチ』が、名実ともに完全制覇を果たした。 『アナと雪の女王』は7月16日の発売開始から、わずか5週間で販売数21万枚突破を記録。それまでゲオ過去最高の売上を保持していた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22』に比べ約10倍の売れ行きとなり、2位の『風立ちぬ』を大きく引き離しての1位を記録した。また、同社が運営する「ゲオアプリ」内の作品レビューでは、リリースから1ヵ月程度で標準作品の約10倍を超えるペースでの書き込みが見られたことからも、社会現象となった作品の話題性の高さが明らかになった。 上半期ヒット商品として知られる『妖怪ウォッチ』は、7月10日の発売開始6週間で『妖怪ウォッチ2 元祖/本家(3DS)』の販売数35万本突破を記録。8月20日付けの直近3ヵ月のゲーム(新品)販売ランキングを見てみると、3位「マリオカート8(WiiU)」、7位「太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険(3DS)」、8位「ヨッシー New アイランド (3DS)」と、子供から大人までをターゲットとした夏休みらしい作品が目立つ。その中でも、『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は発売から1ヵ月経過してなお1・2位を独走しており、子供だけではなく親からも指示を受ける“ファミリー層”を巻き込んだ作品であることを証明した。 今回の発表に対し同社は、「両作品が打ち出した記録は、ゲオが優位性を有する中古ゲーム市場への波及も予想されるのでは」と前向きにコメントしている。