外国人観光客を運んだ『白タク』行為の疑い ブラジル国籍の男逮捕 容疑一部否認 「運賃ではなくお礼」
タクシー営業に必要な認可を受けず、車で客を有償で運送するいわゆる「白タク」行為をしたとして、ブラジル国籍の男が逮捕されました。 道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、島根県出雲市に住む無職 のブラジル国籍の男(42)です。 男は今年4月、無許可で一般旅客自動車運送事業を経営し、2回にわたって外国人観光客計6人を市内の観光地などに有償で運送した疑いが持たれています。 なお、受け取った合計金額は1万8000円でした。 今年3月、市民から、「市内に住む者がSNSを利用して送迎に関する宣伝を行い有償で運送している」との通報が警察にあり、その後の調べで男の犯行が明らかになったとして逮捕しました。 調べに対し男は容疑を一部否認していて、「運んだ人からお金をもらったことは間違いありませんが、運賃ではなくお礼としてお金をもらいました」と供述しているということです。 警察が事件の詳しい経緯について調べを進めています。
山陰放送