物流業界の現状・課題 理解深める 群馬・前橋市
担い手不足や長時間労働などトラック業界への理解を深めてもらおうと群馬県前橋市内で物流セミナーが開かれました。 この物流セミナーは、トラック業界の現状や課題について理解を深め、情報共有を図ろうと県トラック協会が開いたもので、会員企業や物流業務を依頼する「荷主」など約100人が参加しました。 セミナーでは、国土交通省関東運輸局群馬運輸支局の細野桂一さんが、「物流の現状と課題解決に向けた取り組み」をテーマに講演しました。 細野さんは、物流業界を魅力ある職場とするためトラックドライバーの働き方改革に関する法律が今年の4月から適用となった一方、物流の停滞が懸念される「2024年問題」に直面していると現状を話しました。 また、物流が直面する課題について、悪質な荷主や元請事業者への監視や指導を強化する「トラックGメン」という取り組みを紹介し協力を呼びかけました。 参加者は、物流業界の課題解決に向けた取組などについて理解を深めていました。