町田がナ・サンホ&オ・セフン弾でFC東京に競り勝ち首位再浮上! 昨季から連敗無しを継続
明治安田J1リーグでは21日、第9節のFC東京vsFC町田ゼルビアが行われた。 直近3試合無敗のFC東京が、前節ヴィッセル神戸に敗れた町田をホームに迎えた初対戦。FC東京は仲川輝人や俵積田晃太、遠藤渓太ら、町田はナ・サンホや仙頭啓矢、藤本一輝らを先発起用した。 【動画】ギリギリクロスからオ・セフンがダイビングヘッド! 試合は14分に動きを見せる。町田ボールの左CKからキッカーの仙頭啓矢がファーに蹴り込むと待ち構えていたナ・サンホが反応。右足のボレーシュートを繰り出して古巣のネットを揺らした。ナ・サンホにとってはこれが町田加入後の初ゴールにもなっている。 しかし20分、FC東京が突破を図ったところで身体にボールを当てたドレシェヴィッチのプレーがハンドと判定。FC東京がPKを獲得すると、キッカーの小柏剛のシュートは右ポストに跳ね返りながらも同点弾となった。 それでも25分に再び町田に決定機。右サイドに抜け出した望月ヘンリー海輝がライン際からクロスを上げる。中央に走り込んだオ・セフンがダイビングヘッドで合わせて再びリードを奪った。 そのまま試合を折り返すことに成功した町田は、後半スタート時に髙橋大悟に代えてバスケス・バイロンを送り出してさらなる加点を目指す。 追いつきたいFC東京は後半早々に仲川が最終ラインの裏に抜け出したもののGK谷晃生がボックス外まで飛び出して対処。FC東京はボールを握りながらも町田を崩し切ることができない時間が続く。 その後も両チームともに交代カードを切っていく中でFC東京は73分に俵積田に代えて佐藤龍之介を投入。17歳の佐藤にとってはこれがJ1リーグデビューとなる。 しかし、最後まで町田がリードを守って2-1で終了。FC東京は4試合ぶりの黒星を喫した。一方の町田は2試合ぶりの白星とし、昨季のJ2リーグから続いている連敗無しを継続している。さらに、第9節を終えて町田はセレッソ大阪をかわして首位に再浮上した。