「ヴァンズ」が新トップを任命 「ルルレモン」の前幹部が7月に就任
チョー新グローバル・ブランド・プレジデントは、「『ヴァンズ』は豊かな歴史と熱心なファンを持つ、素晴らしいブランドだ。クリエイティビティーと、信頼できる“本物”であるというブランドのアイデンティティーを生かし、世界中の消費者と意義のある長期的なつながりを築いていきたい」と述べた。
23年は親会社も「ヴァンズ」も2ケタ減収
VFCの2024年3月期決算は、売上高が前期比10.0%減の104億5460万ドル(約1兆6413億円)、営業損益は前年の3億2760万ドル(約514億円)の黒字から3400万ドル(約53億円)の赤字となった。純損益は、支払利息が増加したこともあり、同じく1億1850万ドル(約186億円)の黒字から9億6880万ドル(約1521億円)の赤字に転落した。
ブランド別での売上高では、「ザ・ノース・フェイス」が同1.7%増の36億7330万ドル(約5767億円)と微増だったものの、「ヴァンズ」は同24.4%減の27億8570万ドル(約4373億円)、「ティンバーランド」は同12.8%減の15億5690万ドル(約2444億円)といずれも2ケタ減収。「シュプリーム」が属するその他のブランド部門は、同0.7%増の18億2030万ドル(約2857億円)だった。