「足の爪ケア」放置するとけがにつながるおそれも 聴覚障がいの高齢者に講演会〈仙台市〉
仙台放送
聴覚に障がいのある高齢者に「足の爪のケア」について大切さを知ってもらおうという講演会が開かれました。 講演会は宮城県内で訪問型の爪ケアサービスを行う会社と仙台市聴覚障害者協会が初めて開き、聴覚に障がいのある70代以上の15人が参加しました。 高齢により、かがんだり、力を入れたりすることが難しいなどの理由で、足の爪を切るのを長い間放置してしまうと、爪が変形し分厚くなってしまうといいます。 訪問型爪ケアサービスを行う ネイリスト 小磯麻有さん 「足に爪があるから踏ん張って歩ける。足が絡まったり何かにひっかかって、バランスが崩れて転ぶことがあると思うが、実は爪も影響している」 爪切りやネイルニッパーを使って小刻みにまっすぐ切り、やすりで滑らかにすることがポイントで、3~4週間に1度のペースで行なうといいそうです。 高橋咲良アナウンサー 「爪切りも大事ですが、毎日のケアも大切です。柔らかい歯ブラシやこうした専用のブラシで泡を付けて綺麗に磨いてその後、オイルで爪を保湿します。そうすることで巻き爪を予防できるということです」 仙台市聴覚障害者協会 高橋則子代表 「高齢者の場合は情報が入りにくい、ろうあも。自分で勝手に判断してしまうことがある。爪の切り方が分からず不安があった教えてもらえてよかった」
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