ホワイトデーの始まりはマシュマロ? お返しの相場やトレンドも調査【みんなのハテナ】
KSB瀬戸内海放送
皆さんから寄せられた疑問をもとにお伝えする「みんなのハテナ」。3月14日は「ホワイトデー」です。何をあげるか、悩みますよね。今回は「ホワイトデー」のプレゼントの相場やトレンドなどを調べてきました。 【写真】実際に使われていた 「マシュマロデー」の広告
こちらはイオンモール岡山で開かれているホワイトデーショップ。40店ほどが出店し、商品はクッキーやマカロンなど約500種類! みなさんは何をあげるんでしょうか? (20代男性) 「いつもであれば、ハンドクリームであるとか、そういうのを渡すんですけど、今回はチョコレートを渡そうと。5000円ぐらいなのかなと思って考えている」 (20代女性3人組) 「形に残ったらうれしいですけど、高いチョコとか自分で買えないから、もらえたらうれしいです」 「いくらだろう……5000円とか?」 「え、2000円じゃない?」 話を聞いてみると、1000円から5000円と答える人が多かった中……。 ■「お返しの相場は?」(岡山市 さあや 46歳) いくらくらいのものを買う人が多いのでしょうか? このイベントを開いた岡山高島屋の福井健人さんに聞いてみました。 (岡山高島屋 販売第2部/福井健人 マネジャー) 「価格的には、ホワイトデー、相場がだいたい2000円~3000円。それはどちらかというと、全員に返す(用)。本命の方は、多分お値段関係なく買っていかれるので、8000円とか5000円とか」 岡山高島屋では、「お返し」をたくさん用意する人をメインターゲットに、2000円前後の商品を多く取り扱っているそうです。 ホワイトデーショップで人気の商品を教えてもらいました。 (岡山高島屋 販売第2部/福井健人 マネジャー) 「今、Buttersさんが一番よく売れていますね」 バターをたっぷりと使った焼き菓子、クラフトバターケーキ(10個入り 2916円)。表面はサクッ、中はふんわりとした食感が人気だということです。 また、ホワイトデーと言えばやっぱり「マシュマロ」。こちら、福岡市の老舗菓子店・石村萬盛堂で人気なのは、中にチョコクリームが入った「ましゅまろショコラ」(6個入り 540円)。他にもイチゴやコーヒーの味もあり、いろんなマシュマロが楽しめます! ■「ホワイトデーの始まりは?」(浅口市 プーさん 64歳) 山下佳乃アナウンサー「ちなみに福井さん、ホワイトデーの名前の由来ってご存じだったりします?」 福井さん「いやー、私は知らないです。マシュマロのホワイトですか? もしかして」 山下アナ「ちょっとその辺り聞いてきますね」 ホワイトデーの始まりはマシュマロなのか? 先ほどの「石村萬盛堂」に聞いてみました。 (石村萬盛堂 営業企画部/夏田正明さん) Q.ホワイトデーっていうのもは、なぜできたんでしょうか? 「ホワイトデーというのが、昭和52年のころに、石村萬盛堂の方でマシュマロをどうにか売っていこうということを考えていて」 1977年、当時の石村僐悟社長が雑誌に書かれたある投稿からヒントを得ました。「男性からバレンタインデーのお返しがないのは不公平だ」。そこで思いついたのが、「マシュマロデー」。 (石村萬盛堂 営業企画部/夏田正明さん) 「もらったチョコレートを優しさで包んでお返ししますよというコンセプトの中でスタートしたのが『マシュマロデー』」 しかし、「マシュマロ」に限定するとお返しの文化が浸透しにくいことから、マシュマロの色、「白」を取って「ホワイトデー」になったということです。 ちなみに、ホワイトデーの候補日として、バレンタインデーの日づけを逆さにした4月12日と、バレンタインデー1週間後の2月21日も挙げられましたが、「3月はイベントがない」などの理由で、3月14日が選ばれたそうです。 (石村萬盛堂 営業企画部/夏田正明さん) 「もらったものをお返しするという日本独自の文化を、当時の社長は残したいという思いも強くて、ちゃんとお返しの日を残そうということで、『ホワイトデー』になったことに関しては、すごくよかったなと」 一方で、全国飴菓子工業協同組合がキャンディーの販売促進のため始めた……など、他にも説があるようなんです。ただこうして歴史を知ることで、「お返ししなきゃ!」でなく、「お返ししたいな」という気持ちになるような気がします。 ■「お返しを考えるのが大変!」(岡山市 よっちゃん 77歳) つづいて、「まだお返しを考えられていない!」という人に、こんなお返しもあります。 山下アナ「こんにちは。すごい、石がいっぱいありますね。ここはどういったお店になるんですか?」 田中店長「ここは鉱物をテーマにしたカフェ」 105年続く宝石店「ジュエリー・タナカ」が手掛けるカフェ「Linne sweets&mineral」。宝石や鉱物を身近に感じて欲しいと、岡山市北区表町に2023年12月にオープン。ここで楽しめるのが……。 表面を大理石の模様にした「大理石のレアチーズケーキ」(680円)に、氷を鉱物に見立てた「インペリアルトパーズのミルクティー」(600円)など、鉱物をイメージしたスイーツやドリンクなんです! 映えますよね。 (Linne sweets&mineral/田中大資 店長) 「味覚でも視覚でも楽しんでいただけると一番うれしい」 さらにお店には、約100種類の石「おまもリンネ」(1000~5000円)が置かれています。石を選ぶポイントは、見た目や手触りなど「直感」なんだそうです! 他にも、誕生石が使われた鉱物キャンドルなど、特別な時間をプレゼントすることができそうです。
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